よくあるご質問

焼香の回数は?

最初に念ずる香を主香、それに添える香を従香といい、合わせて2回行うことが基本となっていますが、会葬者が多い場合等、心を込めて1回の焼香をするケースも多くなっています。

友引の日は法事をやってはいけないの?

元々「友引」というのは、陰陽道による六曜の2番目に当たるもので「吉凶引き分け」の日とされ友を引くという意味は全くなく、「語呂合わせ」でしかありません。
葬儀の場合は火葬場が休みになってしまうので、執り行うことはできませんが、お坊さんの本葬の場合、むしろ友引にやる事が多いくらいですから、法事などもちろん気にすることはありません。

お布施はいくらくらい?

各寺でいろいろな考え方があると思いますが、お布施という物は元来寺側から額を言うべきものではなく、施主家が無理のない範囲でお包みいただくことが本筋ではないでしょうか。

「附け届け」の包みはどれが正しいの?

これもいろいろな考えがありますが、まず法事や葬儀の際の僧侶へのお礼は祝儀袋か半紙が良いかと思います。
附け届けの場合、半紙が一番無難ですが、強いて言うならば、亡き先祖にあげて欲しいという思いの方は不祝儀袋、亡き先祖を供養しているお寺への感謝の心ならば祝儀袋、と言えるのではないでしょうか。
わかりやすく言えば、亡き人には不祝儀、生きている人には祝儀袋…ということです。

住職さんのことを何とお呼びしたら良いですか?

宗派によって「和尚さん」「お上人さん」「方丈さん」…といろいろですが、曹洞宗では「方丈さん」と呼びます。

喪に服す期間はどのくらい?

一般的には49日の間を喪中とし、故人を偲びあまり派手な日常生活を送らない様に心がけるべきだとされています。
年賀、祝い、節句などめでたい行事は取りやめるか、慎ましく執り行うのが良いと言われていますが、ケースバイケースで柔軟にお考えいただければと思います。

法事のお供え物は?

一般的にお花を一対・お団子を一対・果物、そして昔はお餅とお饅頭でしたが、今は和菓子のような物にされる方が多いです。
本来は “何をあげなくてはいけない” のではなく、故人がお好きだった物などを中心に御遺族の方々でお考えいただいて、お供えされるのが一番の供養になると思います。